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二人暮らし、四年目。

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モナミ+ゆず 母と子の二人暮らし、四年目のアレコレ。
by モナミ
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I miss you...

d0227249_1363958.jpg


 七日の夜は二人して夕方から爆睡してしまいました。
 八日、スーパーに七草の姿はなく…まぁ当然かと思い中華粥を目指して作ったものは出来上がると餡かけチャーハンになっていました^^;

 うずらの卵が大好きな娘は、いつまでもいつまでもいつまでも最後の一つを大切に口の中に残して、「見てーーヾ(*´∀`*)y」と時折口の中を見せてくれました(;´д`)行儀わる…



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 「ゆずのじいじぃはどこにいるの?」

 今まで幾度となく繰り返されてきた質問。
 私たちの暮らす部屋に空気のように馴染んでいる一枚の写真は、私の父であるゆずの祖父のものだ。
 聞かれるたびにおじいちゃんはお星様になったと話していたけれど、段々とそれで納得しなくなってきた娘にもう少しきちんと話をしてみることにした夜のこと。

 おじいちゃんは、ゆずが生まれるずっと前に病気をして、お空へ行ってしまったんだよ。
 だからゆずもママも、もう会えなくなってしまったの。

 みるみる娘の顔がゆがんで、いややぁぁぁ(T△T)と泣き出してしまった。
 いやや、いやや。ゆずのじいじぃに会いたい!と泣きじゃくる娘。

 困ったなぁと思いながらどこかで少し意外だと感じたのは、いつかこんな風に娘が言い始めることがあるとすれば、それはゆず自身の父親に関してのことだろうと思っていたから。
 父親に会いたいと言い出したりその不在についてあれこれと聞かれることは何度もシミュレーションしていたけれど、じいじぃと言われるとは。予想外。
 
 だけどどうしよう。困ったぞ。
 父親ならまだ、そのストレスは計り知れないが、連絡先を調べるなどやろうと思えば打つ手はあるものの、死んでしまった人にはどうしたって会わせてやることはできない。

 会いたいよね…
 ママもすごく会いたいよ。
 でも会えないんだよ…。

 でもね、ゆずとママには見えないけどね、じいじぃ、いつもゆずのこと見ていてくれてるよ。
 元気でやってるかな?楽しくやってるかな?って、見ててくれてるよ。

 「うん…ゆず、元気でやってる(ノд-。)」

 見えないじいじぃに答えているような口ぶり。
 だけどすぐにまた、「でも会いたいのぉぉーーー!ヽ(TдT)ノ」と言い出してしまった。

 お手上げ状態の私。
 これはきっともう、会えないということで納得はできないのだろう。
 ならどうするか。

 「じゃあゆず、もしおじいちゃんに会えたらどうしたかった?」

 少し話しをしながら策を練ることにした。

 ゆずは少し考えて、一緒に遊びたかった、と頷きながら答えました。
 どんな遊びする?と聞くと、ボール遊び。と。

 それ、いいねぇと答えながら、おじいちゃんは野球が大好きでとっても上手だったよとか、すごく優しくて格好良かったよとか、遊ぶのがとても上手だったから、一緒に遊んだらきっとすごく楽しいねとか、なんだかそんな話をしていました。
 それとね、おじいちゃんも、とってもゆずに会いたがっていたよ、とか。

 私はゆずと日々暮らしている中で、病床の父が「孫を抱くまでは死ねない」と言っていたことをよく思い出すのです。
 その頃はまだ結婚の予定もなかった私だけど、今、ゆずを見て父が相好を崩す様子を想像したりするのです。

 マジで、会いに来てくれ。

 本気でそう思った私。もはや泣きじゃくる娘を前に途方に暮れていました。

 「考えるか…。おじいちゃんに会える方法。( -.-) 」

 「うん。考えよう。(ρ_;)」


 二人布団の中で仰向けに寝転がって、しばし考える。
 
 ママ思いついた?
 うーん、まだ…。ゆずは?
 ゆずもわからへん…
 
 ゴロゴロ。ゴロゴロ。欠伸も出てきた時刻。
 どれくらい時間が経ったか…

 あわよくばこのまま寝てくれないかと思った矢先、娘が言いました。


 「…マント。マントや!!(*゚o゚*)」

 ママ、マントでお空に行こう!!

 
 3歳の娘が一生懸命考えて出した答えだった。
 いいね、それ素敵!ゆずすごい!
 応用の利かない私には絶対に出せない答えだ。

 「マント、どこにある?イオンモール?ママ、作れる?」

 「そうだねぇ、ママ探してみるね。どこにあるかなぁ。作れるかなぁ。」

 「うん、がんばって!わからんかったらゆずもてつだうからな!ヾ(*´∀`*)y」


 本当に、なんて素敵な思いつきだろうと、眠りかけている娘を見ながら思いました。

 
 マントは、ゆずの夢の中に届けに行くわね。

 おじいちゃんが会いに来てくれるように、お祈りしているからね。


 今穏やかな寝息を立てて眠っている娘の夢の中で、どうか二人が楽しいひと時を過ごすことができていますように。

 
 


 
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 私はその恋しさに泣き暮らしていた頃、随分と父親の夢を見たけれど、いつからかほとんど現れてくれなくなってしまった。
 生きていてくれればとか、寂しいとか、会いたいという気持ちが薄らいだわけではない。
 だけどその気持ちは、一緒に過ごした時間や幸せな思い出があるからだと思い始めた頃からだ。
 
 そして私には、別れるための時間もあった。


 だけど今晩は、ついででいいから私の夢の中にも寄ってよねー。なんて思う。

 何年か前の夢みたいに、

 「チンジャオロース食べたいなぁ」とか、

 「カキ氷食べよっか。お父さん、苺!」

 とかだけでも、泣いたりしないからさぁ。
by nicomonami | 2012-01-09 03:44 | 日々+雑記
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