カテゴリ
最新の記事
以前の記事
参加しています。
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ある日のこと。
ちょっとしたことが原因で、ゆずが怒り始めたことがありました。 最初はいつものように、その原因について私が謝って。 ごめんね、次からそうするわね。と話しかけていたのだけれど。 その日はどうしたことかいつもとはちょっと違った様子で、ゆずの怒りはヒートアップするばかり。 だんだんと口調が荒くなって、聞いたことのない言葉を次々と叫び始めました。 「ママなんか大きらい!」 「あっちいって!出て行って!」 「ゆずは、ママの子じゃなかったら良かったのに!」 「違うママやったら良かった!」 「違う子のママになって!」 おぉぉ…すごいこと言うなぁ(゚Д゚;) いや感心してる場合じゃないよな。 「ママはゆずのこと大好きやで?」 「だからずっとここにいるよ?」 声を落として真面目に言ってみても効果なし。 今思えばゆずも怒りでパニックになっていたのかもしれません。 怒りで我を忘れるような? 「あっちいって!出て行って!もうゆずは、ここで一人で暮らすから!!!」 そぉーーーか。よし、わかった。 ほな、出て行くわ。 ゆっくり時間をかけて、コートを羽織って。 ポケットに小銭を突っ込んで、鍵を持って。 ちらっとゆずの様子を見ると、そっぽを向いたまま。 どうしたもんかなぁ、と手の中で鍵を鳴らしながらしばらく待って。 「・・・・・・・・・ママ、行くよ?」 娘は振り向きもしない。 仕方ないなぁ。一旦ホントに出るか。 迷いながらまた時間をかけて靴を履いて、やっぱりそっぽを向いたままの娘を部屋に残し、外に出た。 ドアに鍵をかけて、5メートルくらい歩いた。 「・・・ママぁ!!!ヽ(TдT)ノ」 裸足で出てきた・・・・・・・ 「うん・・・うん。そうやね、あかんよね。びっくりしたよね、ごめんね。出て行ったら、あかんよね。」 それから、裸足の娘をおんぶして、一番近くの自動販売機まで十数メートルのお散歩へ。 あのね、ゆず。 どんなに腹が立っても、言うたらあかんことって、あるんよ。 言ってしまった言葉って、もう自分の中に戻せないでしょ。 相手の中からも消すことができへんの。 気をつけような。 ママも、もうこんなことせーへんって、約束する。ごめんな。 返事こそなかったけれど、ゆずが私の背中にしがみついて、すんすんと鼻をすするので、5歳になってもうずしっと重くなった娘を何度も背負いなおして、やりすぎたと反省することしきりの私でありました。 「ゆずがママのこと大きらいになっても、ママはゆずのこと大好きやから。」 「うん…」 「忘れんといてな。仲直りしよな。」 それでもこんなことをしてしまうと、本当に後味が悪い。 私も今回、やってはいけない一線を越えてしまったんだと思います。 本当にもうやらないよ。ごめんなさい。 しかし今回の件で、ゆずの逆鱗に触れた発端というのが録画のし忘れだったということは、いまだにちょっと納得がいかないのであった。 大人と子ども、『ささいなこと』の大きな差。 にほんブログ村 人気ブログランキング
by nicomonami
| 2013-04-08 02:08
| 日々+雑記
|
ファン申請 |
||